こんにちは、tailor KONGの山本です。
今回はスーツの選び方、サイズ感についての続きになります。
結構長くなってしまったので今回で最終まとめに入りたいと思います！！
パンツ編
パンツを選ぶ際に気を付けていただきたいポイントですが、
ウエスト位置・ウエストサイズ・ヒップ周り・裾丈が注意して見て頂きたいポイントになります。
ウエスト位置
ビジネススーツのパンツは、履いた時にウエストラインがへそ下ぐらいが正しい位置と言われています。
腰骨あたりで履くのが理想ですので、着用したらポケットに手を入れて軽く下げましょう。
それで自然に止まった位置がウエスト位置になります。ハイウエストすぎると歩いている間にウエスト位置が下がってしまって、その位置で丈を見ているので裾位置が下がって不格好になってしまいます。
また、ヒップで履くのは論外です。スーツをスマートにカッコよく着こなしたい場合は正しい位置でパンツを履きましょう。またそのことによってパンツを長持ちさせる効果もあります。
ウエストサイズ
ウエストサイズの目安は、ベルトをしなくても下に落ちないぐらいが理想です。適正サイズのパンツだとポケットが広がりません。
食事の前後であったり、座っているとき、立っているときと状況でももちろん変わってきますが、自分のこぶし一つ分ぐらい余裕を持たせましょう。それぐらいの余裕があると苦しくないです。
パンツが小さいとポケットが広がり見た目も美しくなければ、もちろん窮屈です。逆に大きいと野暮ったく見えて、ベルトを締めるとパンツに縦ジワが入ってしまいこれも見た目が良くないです。
ヒップサイズ
ヒップサイズはパンツを履くにあたって重要になります。
お尻の形がくっきり出るぐらいのサイズ感は男性のビジネスパンツとしては好ましくないです。
細身のスーツスタイルが好みでもそこからワンサイズ上げるようにしましょう
逆に大き過ぎるとだぶつきが出てしまい、見た目がよくないです。
なのでパンツを選ぶ際はウエストを合わせるよりも先にヒップラインから合わせて、そのあとにウエストを見ましょう。
そうすることでラインがきれいなパンツを選ぶことができます。
太もも周り
パンツは履いた状態で立ち、その際に太ももの裏の生地を指でつまめるぐらいのものを選びましょう。
生地をひぱったらつまむことができる。というのは合っていないのでNGです
基本はヒップサイズが合っていたら太ももまわりのサイズが合わないということはありません。ですが近年は細身スーツが増えていたことでヒップまわりや裾幅が細くなっているつくりのものが増えているので購入の際は気を付けましょう。
裾丈
パンツの裾丈は美しいと言われる長さが時代で変化しています。
ワンクッション・ハーフクッション・ノークッションと分かれていて履くシーンやスーツのシルエットで変わってくると思います。
ワンクッションとはひと昔前に主流だったもので、少し長めで足の甲に裾が乗りシワが一つできるぐらいです。
近年は短いものが増えてきていて、カジュアル向きにはなりますが、くるぶしが見えるぐらいのパンツを履いていらっしゃる方もいます。ビジネスには短すぎるものは不向きなのでお気を付けください。
一般的なビジネス用のスーツでしたら、靴にすこし裾が当たるぐらいのたるみをもったハーフクッションにすることでセンターラインがきれいに出てバランスがよくなりますし、細身のスーツの場合はパンツの裾が靴の甲に当たらないノークッションにしたほうがだぶつきにくく、シルエットもきれいに見えます。
裾の仕上げ方
最後に仕上げですが、裾口を折り曲げていないシングルと裾口を折り曲げているダブルと裾口があります。
シングルの方がフォーマルなため使い勝手が良いのでシングルにされる方多いですが、ビジネス用にてどちらが好ましいということはないのでお好みで選んでいただいて大丈夫です。
ダブルの方が軽やかではあるので裾口をダブルにする方結構いらっしゃります。
ちなみにですがダブルの裾口は４～４.５センチが主流となっています。
以上がスーツを購入するにあたっての気にしてほしいサイズ感でのポイントでした。
ジャケット
肩…羽織った際に肩と袖のつなぎ目がつまめるぐらい
胸まわり…ボタンを閉めた状態で握りこぶしが入るか
胴まわり…ボタンを閉めた状態で後ろにシワができずに握りこぶしが入るか
袖丈…手を下ろしたときに、ジャケットの袖口からワイシャツの端が1～1.5cmほど見えるぐらい
着丈…オーソドックスなのはお尻がピッタリ隠れるぐらい
パンツ
ウエスト位置…ビジネススーツのパンツは、履いた時にウエストラインがへそ下ぐらい
ウエストサイズ…目安はベルトをしなくても下に落ちないぐらい
ヒップサイズ…ウエストを合わせるよりも先にヒップラインから合わせて、そのあとにウエスト
太ももまわり…パンツは履いた状態で立ち、その際に太ももの裏の生地を指でつまめるぐらい
裾丈…一般的なビジネス用のスーツでしたら、靴にすこし裾が当たるぐらいのたるみをもったハーフクッション
今回のスーツの選び方についてにまとめました。
是非参考にしていただき、より良いスーツを着てほしいです
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