こんにちは、tailor KONGの山本です。
今回は本切羽についてご説明していきたいと思うのですが、まず本切羽とは何かご存じでしょうか?
本切羽はスーツの仕様の1つで、ジャケットの袖口の仕様のことをいいます。
この本切羽は知っていて損のない仕様になっていて、スーツに取り入れることでこなれ感と高級感を与えることができます
では本切羽とは一体どういう役割があり、どういったメリットデメリットがあるのかをご紹介していきたいと思います!
【本切羽とは?】
本切羽とは先程も少しご説明しましたが、スーツのジャケットの袖口の仕様のことをいいます。
スーツには、袖口のところに3つか4つのボタンがついています。このボタンがただの飾りではなく、開け閉めできるようになっているものを本切羽といいます。
逆にボタンが開け閉めできず、ただの飾りとしてついている仕様を開き見せといい、既製品のスーツは基本は開き見せ仕様になっています。
本切羽仕様の既製品のスーツももちろんありますが、オーダースーツのオプションとして扱われることがほとんどです。
1.本切羽の起源とは?
諸説はありますが、考えたのはフランスの革命家ナポレオンと言われています。
ナポレオンの軍がロシアへ進軍していた時の話で、ロシアのあまりの寒さに隊員たちは鼻水をたらし、制服の袖口で拭いていました。
それを見たナポレオンは制服が汚れてみっともないと感じ、鼻水を拭きにくくするために袖口にボタンをつけたのが起源とされています。
2.ボタンとして役割を担っていた
今では飾りになっている袖口のボタンですが、昔はちゃんとボタンとして機能していました。
ボタンの開け閉めができる本切羽は19世紀初頭、お医者さんが手術をするとき、汚れないように袖をまくる目的でボタンを開け閉めできるようにしたそうです。
袖をまくらずにジャケットを脱げばいいと思いますが、当時と現在では服装に関する考え方に違いがあります。
19世紀初頭は、シャツはインナーとして扱われていました。そのため人前でジャケットを脱ぐことはなく、手術の際は袖をまくる必要があったので、当時の時代背景に合わせて作られた機能が本切羽なのです。
【本切羽のメリット】
では次に、本切羽にすることでのメリットについてです。
- オシャレに見せる
- 高級感がある
この2点はまさに本切羽の醍醐味と言えます
1.オシャレに見せる
本切羽のボタンを外すことで、おしゃれを演出することができます。
ただボタンを外すだけでもいいですが、袖を折ったりまくったりすることで、よりおしゃれな着こなしになります。
おしゃれのポイントは手首です。腕時計やブレスレットをつけることで、大人の雰囲気を身につけることが可能に…
ジャケットを着ていると、手首が袖で隠れてしまうものですが、本切羽のジャケットなら、ボタンを外して袖をまくることで手首が露出されます。
こうすることで腕時計やブレスレットが強調され、カッコいい着こなしになっているのではないでしょうか?
2.高級感がある
本切羽のジャケットには高級感があります。
それの理由としては本切羽仕様になっているスーツは、オーダーメイドや高級ブランドのものがほとんどだからと言えます。
多くの紳士服ブランドが販売している既製品は、ほとんどがボタンの開け閉めができない開き見せになっていますが最近では、本切羽は機能としてではなくファッションのひとつとして扱われることが多いです。
そのため値段を安く抑えたい既製品では、作るのに手間のかかる本切羽は採用されることが少なくなっています。
つまり本切羽のスーツは、開き見せのものに比べて高級感を演出することができます。この部分の違いはスーツ事情に詳しい通の人にしか伝わりませんが、細かい部分にこだわるのもおしゃれにとって重要ではないでしょうか?
【本切羽はオーダースーツの醍醐味】
オーダーでスーツを作る場合、本切羽は基本オプションに含まれてしまいます。
開き見せに比べると値段が高くなってしまいますが、スーツをおしゃれに着こなすためには、こだわりたいポイントでもあります。
ここからは、オーダースーツならではの本切羽の特徴をご説明していきたいと思います!
1.ボタンの数を選べる
オーダースーツなら、本切羽のボタンの数を選ぶことができます。
袖口のボタンの数は3つか4つ、ついているものが多いです。
しかしオーダーであれば、ボタンを5個つけることも可能ですし、6個以上つけることも可能ではあります。
多く付けてしまうと不自然にはなてしまうので一般的に、ボタン3個は礼服のスーツによく使われて、4個はビジネス用スーツに使われることが多いので、好みで選んでみてください。
腕が長い方であれば問題はないですが、女性であったり、腕が長くない方はボタンの数が多いと腕周りが窮屈感に感じてしまうので3つボタンの方が良いでしょう
しかしボタンの数に明確な決まりはありません。スーツを着る人の好みに合わせて選んで大丈夫ですのでそれを選ぶこともオーダースーツの醍醐味ではないでしょうか?
自分好みのボタンにできる
オーダーメイドスーツなら、ボタンの数を選べるのと同じように、色や大きさも自分好みのものにすることができます。
袖口のボタンは、黒やグレーのような落ち着いた色のものが使われるのが一般的ですがボタンの色を変えるだけで、みんなの目を引くおしゃれを演出することができます。
ボタンそのものの色だけでなく、縫い付ける糸の色も変えることも可能で、より個性的なスーツに仕上がります。
【本切羽を選ぶならKONGです】
先ほど少し話が出ましたが、本切羽は本来オプションとなり料金が発生してしまい本切羽仕様のスーツを作ろうとすると、どうしても値段が高くなってしまいます。
ですがKONGでは本切羽仕様はオプションに入りません!!
スーツの料金内に含めさせていただいています。
本切羽仕様のスーツを着たいけどオプションになるのなら…と諦めていた方は是非KONGでオーダースーツを仕立ててみませんか?
イージーオーダーで仕立てているので、体型補正もばっちりです
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